こんにちは、ちばっしーです。
今日は「この現場には誰もいない」というテーマで、
お話したいと思います。
YouTubeと在宅ワーク
最近は、YouTubeやネットでいろんな事が学べるようになりましたね。
プログラミング、映像制作、料理、スポーツ、音楽・・・。
なんでも在宅で無料で学べる。
もう学校も職業訓練も、不要といっても過言ではないでしょう。
いつの間に、こんなに充実したのでしょうか?
割と最近だと思うのですが。
加えて、コロナ後の在宅ワークの普及。
コロナの影響で、在宅で出来る仕事が増えました。
(コロナ自体は、大変不幸なことでした)
これにより、僕がずっと願っていた2つの条件がついに揃いました。
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地獄の日々
「在宅で仕事がしたい。もしくは、そのための訓練を受けたい!」
昔、不登校になった時、
片っ端から、いろんな相談窓口に行って頭を下げました。
返答は、
「そんなのはない」
「他の相談窓口を紹介します」
「なに我儘いってるんだ?」
「病院に行け」
といった具合でした。
病院では、
「薬を出しておきます。薬を飲めば楽になります」
ということでした。
しかし、全く効果はなく、
逆に、酷い副作用に苦しむことになりました。
それでも医者を信じて、
薬を飲みながら事務の仕事をしたり、
警備員をやったりして生活していたのですが、
それはもう・・・地獄の日々でしたね。
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ひきこもり問題の解決?
それが今では、
在宅で学べるようになり、在宅で仕事ができるようになりました。
コロナ問題が2020年頃からですから、
本当に、ここ数年の変化は凄いものがありますね。
これにより、
「ひきこもりの方を、外に引っ張り出して就労させる」
みたいなことは、時代遅れになりました。
① YouTubeで学び
② 在宅ワークで稼ぎ
③ 投資で増やす
こういったパターンで成功する人も、
今後は増えていくかもしれません。
では、これでひきこもり問題は解決したのでしょうか?
残された問題
実は、残された問題は沢山あると思っています。
一例をあげます。
パソコンに触れたことがない方
在宅で学べるようになったといっても、
パソコンに触れたことがない方が、
在宅ワークで稼ぐまでには、高いハードルがあると思います。
自宅にパソコンがないというケースもあると思いますので、
その場合は、備品の貸与などが必要になります。
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長期化している方
ひきこもりが長期化している方。
8050問題という言葉がありますよね。
そういった年代の方に、
「コロナで社会の状況が変化したから、
今から自力でYouTubeで学んで、在宅ワークで生きていってくれ」
というのは、あまりに酷だと思います。
在宅ワークだって、
コロナのずっと前から導入しようと思えば出来たのに、
そういう整備は一切しないで、
「自己責任」の一言で切り捨ててきたのですよね?
まるで犯罪者のような扱いをしたり、
ずっと社会全体で辛く当たってきたのですよね?
フェアじゃないと思いますよ。
なにより「時間」は戻ってこないのだから、
そこに対するケアが絶対に必要ですよ。
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差別の解消
差別の解消も課題です。
せっかくスキルを身につけて在宅ワークを始めても、
「ひきこもり歴があるから」という理由で不利な扱いをされるようなことは、
絶対にあってはならないですね。
この現場には誰もいない
だから、僕は「就労がひきこもりのゴール」ではないと思っています。
残された爪痕は深く、深く・・・・。
とても深刻な問題です。
だけど、この現場には誰もいない。
社会貢献のために、熱い想いで活動しているはずの、
「プロの支援者の仲間達」はどこへ行った!?
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