向上のベクトル

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向上のベクトルのサムネメンタル

今日は「向上のベクトル」という話をします。
これは、苦しい時、ずっと私を支えてくれた話です。

一番苦しかった頃

今でこそ、多少は大人になり落ち着きましたが、
一番苦しかったのは十代の頃でした。

メンタル不調になり、
薬を飲んでも芳しくなく、
逆に副作用で動けなくなってしまい、
焦り、手詰まりで絶望し、
どうすれば良いかわからなくなっていました。

そんな時、1冊の本に出合いました。

愛は脳を活性化する (岩波科学ライブラリー)

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愛は脳を活性化する

「愛は脳を活性化する:松本元著」です。

著者は「脳」や「脳型コンピュータ」の研究をしている人のようですが、
その本に、こんなことが書かれていました。

人は現在その人の置かれた位置がたとえ他人から高く羨ましいと思われていても、その位置そのものには満足できない。むしろ、欲求のベクトル(方向)が上向いていると思うことによって幸福感が得られるのである。したがって、人の幸福度とはその人がいる位置ではなく、そこから向かうべき方向が上向きかどうかによって決まるといえる。たとえ悲惨な災害に遭って、多くの物が失われたとしても、将来に希望を抱きそれにむかって進もうとできる人は幸福である。

向上のベクトル

つまり、人は向上しようとすることによって幸福感が得られる。

だから幸福感を得るというか、苦しみを紛らわすためにも、ベクトルを上に向ける。
今の状況が絶望的であっても。


この本と出合って以来、「向上のベクトル」を強く意識してきました。

薬で動けなくなっていても、
それでも、1日1ミリでも良いから向上しようと思って生きてきました。

向上が自分の精神安定剤なんだと言い聞かせていました。

今の状況は関係ない。
ベクトルを上に向ける。
苦しい時ほど上に逃げる。


これが私の、苦しい時の対処法でした。

できると思うとできるようになる

また、この本にはこんなことも書かれています。

脳は「できる」と確信する(仮説を立てる)と、その「確信」の論理的な後ろ盾を与えるべく認知情報処理系がフル活動をする。そのため「できる」と確信したことは必ずできるようになる。逆に「できない」と確信してしまうと、脳は「できない」ことの論理的理由を明らかにするように働き、できる可能性をどんどん縮小する方向に働く。

本当にその通りだと思います。
どんな事も「できない」と思ってしまえば、それまでです。

難しそうなことでも、まず「できるんだ」と暗示をかけることで、
自分の力を最大限に発揮することができます。


成功する可能性を広げることができます。

良い状態の画像

緩やかな向上をイメージ

だけど、ずっと向上のベクトルを駆け上がろうとし続け、
少し疲れてしまった面はあります。

何事も、ほどほどにということですね。

向上といっても、資格を取るとかスキルを身につけるばかりではないと思います。

  • 体に良いものを食べる
  • 散歩に行く
  • 映画を見る

こういったことも立派な向上だと思います。

そして、向上するばかりではなく、人には休養も必要でした。

向上は、苦しみに対処する方法の1つで、
他にもいろいろあると思います。


必要な休養はちゃんととって、
緩やかな角度の向上をイメージできると良いのかもしれないですね。

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