サークル&ネットワークのルーツ【2】

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前回、あるオンラインサークル(解散済み)で、
ひきこもり×新規事業をテーマにプレゼンをやった話をしました。

私のアイデアを3つ公開しましたけど、
他のメンバーも、それぞれ冴えたアイデアを出していて驚きました!

さて、プレゼン企画をやって、すぐ後の話なんですけど、
いくつかのビジネス的なチェックポイントに照らし合わせて、
企画を見直してみようということになりました。

そのチェックポイントとは、
市場、課題、解決、プロダクト、市場・競争優位、
ビジネスモデル、トラクション、チーム
の8項目です。

この8項目に照らし合わせて、プレゼン資料を作り直すことにしました。

市場

まずは市場について。
まぁ、この場合は市場という言葉は適切ではないですね。

資料には内閣府のこちらの調査から引用しましたが、
もっと深刻な数字が出ている調査もありました。

内閣府が平成22(2010)年2月に実施した「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)」22によると,「ふだんは家にいるが,近所のコンビニなどには出かける」「自室からは出るが,家からは出ない」「自室からほとんど出ない」に該当した者(「狭義のひきこもり」)が23.6万人,「ふだんは家にいるが,自分の趣味に関する用事の時だけ外出する」(「準ひきこもり」)が46.0万人,「狭義のひきこもり」と「準ひきこもり」を合わせた広義のひきこもりは69.6万人と推計される。

https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h25honpen/b1_04_02.html

そして、ひきこもりは長期化傾向がうかがわれるということですが、
それはそうなりますよね。

だって、長期でひきこもった人の受け皿が、
社会には、ほぼ存在しないのですから。

課題と解決

課題、そして解決について。
ここで考えたことが、ひきこもりサークル&ネットワークの理念になりました。

ひきこもり問題に関しては残念ながら、
政治も、医療も、福祉も機能しているとは言えません。

本当は、社会の一員なら助けなければいけない人達だと思うのですが、
むしろ偏見と差別が向けられているのが現状です。
(現状というか、ずっと向けられていますよね)

だから当事者として、当事者の目線から、できることをやらなければと思いました。

プロダクト

プロダクトについて。
具体的な機能ですね。
ここで、部活動とネットワークのアイデアが一本化されました。

市場・競争優位とビジネスモデル

市場・競争優位については、
プロダクトが選ばれる理由として、
ひきこもり当事者のニーズをとらえているためと書きました。

つまり逆に言えば、引き出し屋みたいな業者だったり、
的外れな支援はあっても、
ひきこもりの人達の気持ちを本当に考えた支援なんて、
ほとんどありませんでした。


もっとも、ひきこもりと言っても様々なので、
一部のひきこもり当事者のニーズをとらえている、
と表現した方が適切ですね。
むしろ少数派のニーズなのかもしれません。

ビジネスモデルについては、
この時は、有料サービスも少し視野に入れていました。
ビジネスサークルでのプレゼンだったので。

その後考えて、有料サービスは行わないことに決めました。

トラクションとチーム

トラクションチームについては、
まだ、そこまで考える段階ではなかったので、
ざっくりと書いています。

まとめ

今回は、チェックポイントに照らし合わせて、
作り直したプレゼン資料を公開しました。

最初のアイデアから少し変化しました。

そしてサークル解散後、
試行錯誤を経て作っているのが今のWEBサービスです。


これからも試行錯誤になると思います。

いろいろ悩みながら、
より良い形を目指して変化させていきたいと思います。

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