合わない居場所
いくつかの、
ひきこもりの居場所というのに顔を出したことがあります。
結論としては、私には合わなかった。
話題であったり、目指す方向性であったり。
既に派閥のようなものができていて、
同調圧力というのでしょうか。
異質な人や意に沿わない人を排除しようとする動きもありました。
「自分達さえよければいい」となっていると、当時は感じていました。

※しかし、もちろん例外もあって、
例えば、最近参加したオンラインのビジネスサークルなどは有意義だったし、
今も、あるオンラインサークルに参加しています。
たらい回しの相談窓口
自分が住んでいる地域に、
どんな相談窓口があるのか調べたことがあります。
思ったより沢山の相談窓口があったので、
片っ端から全部相談に行ってみようと決めました。
ここでは、A、B、Cの3つの相談窓口とします。
まずは、A相談窓口に行きました。
事情を話すと、丁寧に聞いてくれました。
「それは大変でしたね。では、Bという相談窓口があるので、
そちらに行ってみてはいかがでしょうか。連絡先はこちらです」
続いてB相談窓口。
こちらも話は丁寧に聞いてくれました。
「なるほど。そういう事情なのですね。わかりました。
それなら、Cという相談窓口があります。」
C相談窓口。
「A相談窓口には、もう行きましたか?」
窓口は沢山あっても、機能していないな。
一本化した方がいいんじゃないの?
と、この時は思いました(笑)
※私が高校生ぐらいの頃の話で、
結構前のことなので今は違うかもしれません。
何か良い方法がみつかるかもしれないので、
相談には積極的に行くことをおすすめします。
ひきこもりの中のマイノリティ
いろいろな所に足を運びましたが、
失望するとともに、
一人で頑張っていくしかないんだと強く思いました。
しかし、最近になって思うのは、
私は、ひきこもりの中のマイノリティだったのかもしれないということです。
典型的なステレオタイプのひきこもりではなく、
また違ったタイプで、
かつ複合的に問題が重なったケースだったので、
どこも対応が難しかったのかもしれません。
今思えば、きっと想定外のマイノリティで、
居場所が合わなかったり、これといった対応策がみつからなかったのも、
そもそもマイノリティであることが原因だったのかもしれません。
まとめ
ひきこもりの中にマイノリティがいる。
そして、こういう人達は理解が得られにくく、
従来の居場所はもちろん、
医療や福祉からも切り離されて、
一人で頑張るしかない状況に追い込まれやすいと、
私は考えています。
そこで、ひきこもりサークル&ネットワークでは、
一つのサークルではなく、
複数のサークルが共存するという形にしました。
すごく少数派の、ニッチなニーズかもしれないけど、
今まで社会から孤立しがちだった、
「ひきこもりの中のマイノリティ」の力になれる形を探しています。
