みんなで笑えるといいね

メンタル

こんにちは、ちばっしーです。

今日の話は、
「そんなことを言ってもしょうがないだろ」と言われそうな綺麗ごとです。

自殺と孤独死

全国自殺者数の推移は?

平 成3年には1万9,875人まで減少したものの、 10年に前年の2万3,494人から8,261人(35.2%) 増加して3万1,755人となって以降は、3万人 前後の状態が続いていたが、22年以降は減少 を続けており、26年は2万4,417人となった。

自殺者数の推移 – 厚生労働省

厚生労働省によると、
日本には、年間約2万人~3万人超の自殺者がいるそうです。

ただこれは、あくまで自殺者数であって、
孤独死は、また別なんですよね?

孤独死(こどくし)とは主に一人暮らしの者が誰にも看取られることなく、当人の住居内などで生活中の突発的な疾病などによって死亡することを指す。特に重篤化しても助けを呼べずに死亡している状況を表す。

ウィキペディア(Wikipedia)

この孤独死というのは「明確な定義がない」そうです。

「孤独死」は日本で高齢化が問題化した1970年代にマスコミによって作られた造語で、1995年の阪神・淡路大震災後から特に使用されるようになった語であるが、様々な解釈が存在しており合意された明確な定義があるわけではない。

ウィキペディア(Wikipedia)

明確な定義がなくて実態が掴めないらしく、
なんか「ひきこもり」の問題と似ていますね。


実態が掴めないのか、掴まないのか。

「自ら命を絶っている」か、
「力尽きている」かの違いだけであって、
ほとんど同じことのような気がするんですけどね。

ひきこもりのゴールが、
自殺や孤独死であってはいけないし、
それだけは絶対に避けなければいけないですね。

責任を感じる範囲

ところで、沢山の人が自殺や孤独死をしていることについて、
「責任を感じる範囲」はどこまでですか?

別に、正解があるものではないと思うんですけど。

じゃあ例えば、あなたが中学生か高校生だとして、
文化祭の前日にクラスメイトが自殺したとします。


「自分達には関係ないし、今日はおもいっきり楽しもうぜ!」
ってなりますか?

まぁそれはそれで、一つの考え方かもしれません。
なにもかも背負っていたら、もたないかもしれません。


では、あなたが教員だったら?
校長だったら?


立場上、もう少し責任を感じても良いかもしれないですね。
少なくとも、原因を究明して再発防止に努める義務はあると思います。

「自分の担当の生徒ではなかったから」とか、
「自殺か転落死か、わからないから」とか、
そういう話ではないですよね。

彼らが願っていたこと

自殺してしまった人も、孤独死で亡くなられた人も、
もう戻ってはこないけれど、
彼らは何を望んでいたのでしょうか?

何を願っていたのでしょうか?

「相談窓口を沢山設置してほしい」
「研修をやって、就職活動を手伝ってほしい」


いや、多分そうではないと思いますよ。

どんな言葉をかけて、どうしてほしかったか?

わからないけれど、
「もっとはやく助けてほしかった」
そう思っていた人は多いかもしれませんね。

過去形でね。
推測ですけどね。


所詮、個人の小さな力では。

でも、助けてあげられなくてごめんね。
もっと出来ることがあったはずなんだ。

社会の一員として謝りたい。

みんなで笑えるといいね

人生は短い旅です。
僕達も、やがて空に帰ります。

その短い旅の中で、みんなで笑えるといいね。

自殺した人や、孤独死した人のことも忘れないで、
自分だけがとか、自分達だけがではなく、
みんなで笑えるといいね。


そんな社会になれるといいね。
そんな世界になれるといいね。

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