ポートフォリオ制作のすゝめ

ポートフォリオの画像スキル

クリエイティブ用語のポートフォリオ

ポートフォリオ(Portfolio)という言葉にはいくつかの意味があります。

例えば金融用語では、金融資産の組み合わせのことを指しますが、
今回お話しするのは、クリエイティブ用語のポートフォリオです。

これは、ご自身の作品集のようなイメージで、
就職・転職のときや、クラウドソーシングで仕事をとる時などに見せるために制作します。

クリエイティブ用語におけるポートフォリオとは、実績をアピールするために使われるものである。例えばイラストレーターだったら、自分の作品の一部を営業用ツールとして持ち歩けば、それがポートフォリオになる。その際、営業先の業種に合わせて組み立てを変更できるように、できるだけ多くのジャンルから1枚~数枚ずつを準備しておくのが好ましい。写真家でも、営業先の求める可能性が高い方向性に合致させる作品を、データではなくペーパーで準備するとよい。もちろん、営業先の業種だけを重視するのではなく、自分が最も得意とするジャンルと代表作を表紙代わりに入れると効果的だ。

https://www.weblio.jp/content/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AA%E3%82%AA

なぜポートフォリオが必要なのか

なぜポートフォリオが必要なのでしょうか。
これには、いくつかの理由があります。

就職・転職やクラウドソーシングなどで有利

就職・転職やクラウドソーシングなどで有利になります。

例えば、クラウドソーシングでWEB制作の仕事を取りたい場合、
ポートフォリオに、過去に制作したWEBサイトなどをまとめておいて、
それを依頼者に見せれば、
「この人はこれぐらい作れるんだな」とわかります。

そのため、安心して仕事を依頼することができます。

もちろん、ポートフォリオだけで決まるわけではありませんが、
持っていない人に比べれば有利になります。

努力を証明するため

努力を証明することができます。

誰もみつけてはくれない

子供の頃は、例えば学校の先生などが、
頑張っているかどうか、どんなことを頑張っているかなど、
見ていてくれたかもしれません。

大人になると、どんなに頑張っていても誰もみつけてはくれません。
必要な時に、ここまで頑張りましたと自分で証明できなければいけません。


しかし、努力を証明することは難しいです。
ポートフォリオで証明できることなんて、
あなたの今までの頑張りの0.0000000001%ぐらい?

それでも、少しでも「努力の足跡を残す」といいますか、
なるべく客観的に証明できるようにしていくことが大切だと思います。

自己責任論と戦うため

世の中には、ひきこもりの方を含め、困っている人達が沢山います。

だけど、大抵の人はそんなに余裕があるわけではありません。
だから、皆を助けられるわけではない。

困っている人がいても「助けられない」
それは仕方がないことだと思います。

しかし、助けないことを正当化するために、逆に攻撃をする人もいます。

「ひきこもりは怠けているだけだから、自己責任だから!」

悔しいではありませんか。
何も事情を知らない人にそんなことを言われて。

そんな奴は、あなたのポートフォリオを見せて黙らせてやりましょう。

自分に自信を持つため

ここまで頑張ってきたんだなと、自分に自信を持つためです。

ポートフォリオはどうやって作る?

WEB上に作るのがおすすめです。

私は無料サーバーに、
HTML、CSS、jQueryなどで作ってアップしています。
こうすれば維持費は無料になります。

ブログの一角に、箇条書きとかでもいいと思います。
(履歴書ではないので、個人情報を記載する必要はありません)

印刷した紙面のポートフォリオを作って、
面接の時などに見せられるようにしている人もいます。

ポートフォリオには何を記載する?

ポートフォリオには、何を記載すればよいのでしょうか。
例えば、以下のようなことです。

※全部書く必要はなく、あくまで一例です。

過去に制作した作品

ご自身が、過去に制作した作品。
例えばWEBサイトやチラシ、動画などへのリンク。
(仕事で制作したものを記載する場合は、関係者の許可をとりましょう)

練習で作ったのもので、全然OKです。

スキル

仕事を依頼する人がわかりやすいように、
スキルや使用ソフトなどの情報をまとめておきます。

資格

資格は、私の場合は取得にかけた労力ほどは役に立っていないと思います。

しかし社会では、
どうしてもフェアに扱ってもらえないこともあります。


酷いケースになると、
苦労して仕事をしたり制作物を提出しても、
「誰かに手伝ってもらったんじゃないか?」
「どこかからパクったんじゃないか?」
とか言われたりします(笑)

その点、資格は客観的な証明という点では強いです。

証明書を見せて、
「なんなら試験機関に問い合わせてくれ」と言えばいいのですから。

学習サービスの修了証

ProgateやUdemyなどでは、
コースを修了するとオンラインで修了証が発行されます。


要はスキルや努力が証明できればいいので、
私はこのような修了証へのリンクも、箇条書きで記載しています。

ブログ、YouTube、SNSなど

ご自身で運営しているブログや、YouTubeチャンネルへのリンク。

TwitterなどのSNSも、
一定のフォロワー数がいたり、学習用のアカウントなどは、
アピール材料になりうると思います。

もちろん、あまりふざけた内容だとマイナス材料になります(笑)

ポートフォリオ制作の楽しさ

ポートフォリオ制作には、
ロールプレイングゲームのような楽しさがあります。

最初は、誰もが「レベル1」です。
スキルも装備もない。
白紙のポートフォリオからのスタート。


だけど、少しの頑張りであっても遠慮なく、
どんどん記載していきます。


気がつけば、レベルも上がっていて、
いろんな実績やスキルが身についています。

ステータス画面が充実してきます。

まとめ

ロールプレイングで遊ぶようなノリで楽しみながら、
少しずつポートフォリオを作っていくのがおすすめです。
生涯に渡って、ゆっくり育てていくぐらいのつもりで。

それがいつか、あなたの身を守ってくれるかもしれません。

でも、けして無理はしないでくださいね。

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